
スレタンハウスでは、運動療育プログラムをさらに充実させるため、体軸ファシリテーターの渡邊まさやさん(まーちゃん)をお招きし、オンラインでのスタッフ研修の第二弾を実施しました。前回の研修で「体軸」の基本を学んだ私たちでしたが、今回はZoomを通じて、実際にスレタンハウスで行っている運動療育の様子を見ていただき、直接アドバイスをいただく貴重な機会となりました。
スレタンハウスならではの運動療育
私たちの施設には、特別な木工技術によって作られた大型の木工遊具があります。子どもたちが楽しみながら身体を動かせるこのユニークな環境は、私たちの運動療育の大きな強みです。研修では、この大型遊具を使った実際の療育の様子をまーちゃんに見ていただきました。
専門家も感嘆!質の高い動きへの評価
まーちゃんは、スタッフ一人ひとりの動きを丁寧に観察してくださいました。特に、股関節の使い方など、細かな体の動きを見ていただき、「質の高い動きをしている」と驚きの声をいただきました。この評価は、私たちの日々の取り組みが専門家にも認められた証であり、スタッフ一同、大きな自信につながりました。

また、今回は個別セッションの時間を設け、特性のあるお子さんに必要な運動について、具体的なアドバイスをいただくことができました。一人ひとりの発達段階や特性に合わせた運動のポイントなど、明日からの療育にすぐに活かせる実践的な学びを得ることができました。
講師から伝えられた大切なこと
前回の研修でまーちゃんから学んだ「指導する側が一番楽しむ」という大切な教えは、今回の研修でも改めて深く感じることができました。楽しんでいる人の姿は自然と周りに伝染し、子どもたちに安心感を与え、信頼関係を築く上で不可欠です。そして、楽しんでいる人の動きには説得力が宿り、子どもたちの意欲を引き出す力となります。
今回の研修で得た専門的なアドバイスと、私たちの環境の強みを組み合わせることで、スレタンハウスの運動療育はさらに進化します。子どもたちが心身ともに健やかに成長できるよう、より一人ひとりに寄り添った質の高い支援を提供してまいります。