私は児童発達支援 放課後等デイサービスSRETAN HOUSE(スレタンハウス)を運営する株式会社SRETAN HOUSEの代表をしている小林功基です。(こばやん あだ名)また、小学4年生・小学2年生・年長(3人とも男の子)のお父さんでもあります😊
私の息子は学校が嫌で行き渋る様になり、少し休ませては、渋々ではありますが学校に行く日もあり、時には無理やり行かせる日もありました。涙を流しながら学校に向かう息子の背中を見るのが、苦しくて苦しくて、親である自分も辛くなる日もあれば、辛いのも我慢させる事で、学校に行くのが慣れてくるだろうと思えたりを、毎回、毎回、繰り返す毎日でした😅
私の小学校(兵庫県明石市)時代を思い出すと、【グレーゾーン】という言葉が存在していませんでした。障がいを持っている友達(発達障がい)はクラスに数名在籍していたため、算数も国語も体育も一緒に勉強して、一緒にお昼ご飯を食べた記憶があります。更に放課後は家に行って一緒に遊んだ思い出もあります。小学校・中学校の時は、支援が必要な友達は身近にいました。
【グレーゾーン】の子どもは発達障がいと診断される基準を満たしていないものの、日常生活や学習の中で明らかな困難や課題を抱えていると聞きました。
息子が通っている小学校の校長先生が親身になって相談に乗ってくださり、支援学級のことや、専門家が支援している【児童発達支援 放課後等デイサービス】の事を教えてくださりました!!
【グレーゾーン】との診断を結果が出て・・・。【受給者証】は誰でも受け取れるのか?【放デイ】に通所すると・・・・。
率直な感想としては、絶対に息子は障がい児ではない!!なぜなら、自分の幼少期にそっくりな性格で、人前では恥ずかしいけど、家の中では冗談言ったり、歌を歌ったり、でも外に出ると無口になってしまう。運動も大好きで、体も自由に動く、日常生活の困難は誰にでもあるし、幼少期の自分にも困難を乗り越えてきた経験から、息子のグレーゾーンは受け入れられない葛藤がありました。お父さんとしての、何かモヤっとする気持ちのまま、自分の息子を【グレーゾーン】とも【障がいを持っている】とも受け入れるのが複雑な気持ちでした。それは正直、【障がいに対する知識と経験】が無かったからだと思います。浅はかな知識の中で、【グレーゾーン】は、性格でなんとでも努力すれば乗り越えられると思っていたし、少し集中力が欠けていて、年齢とともに改善されるとも思っていました。何よりも、どんな子どもでも、なんらかの困難は乗り越えないといけないものだと感じていました。
更に、【受給者証】は息子みたいな子どもにも受け取れるのか、見た目も行動も健常者と変わらないし、息子は【受給者証】を受け取り、それに、放課後等デイサービスに通わせると息子に一生【障がい児】として生きていくのではと、心配もしました。
(今は、できるだけ早く、知識のある専門の方が、その子にあった支援をしてくださることの大切さを知っているので、すぐに診断してもらう事を優先しますけど😊)
👇ここでもう少し具体的に【グレーゾーン】について説明させていただきます!!
発達支援における「グレーゾーン」とは?
発達支援の現場では、「グレーゾーン」という言葉がよく使われます。この言葉が指すのは、発達障害と診断される基準を満たしていないものの、日常生活や学習の中で明らかな困難や課題を抱えている子どもたちのことです。グレーゾーンにいる子どもたちは、支援が必要であるにもかかわらず、そのニーズが見過ごされることも少なくありません。
グレーゾーンの子どもたちの特徴
1. 診断には該当しないが課題がある
グレーゾーンの子どもたちは、発達障害(例えば自閉スペクトラム症、注意欠陥多動性障害など)の診断基準を完全には満たしていません。しかし、以下のような特性や困難が見られる場合があります:
- 集中力が続かない
- 社会的な場面での不適切な振る舞い
- 学習の遅れや特定分野での苦手さ
- 感覚過敏や鈍感さ
2. 見過ごされやすい
これらの特徴は、場合によっては「個性」として受け取られ、適切な支援がなされないことがあります。その結果、子ども自身が自己肯定感を失ったり、周囲との関係でストレスを抱えることもあります。
グレーゾーンの重要性
早期発見が鍵
子どもの発達に気になる点がある場合、早期に専門家に相談することが重要です。専門的な評価を受けることで、診断の有無に関わらず、適切な支援が始められます。
個別の支援
グレーゾーンの子どもたちは、一人ひとり異なる特性を持っています。そのため、画一的なアプローチではなく、個々のニーズに応じた柔軟な支援が必要です。
支援の具体例
グレーゾーンの子どもたちをサポートするためには、以下のような方法が有効です。
1. 環境調整
- 学校や家庭での環境を、子どもが安心して過ごせるものにする。
- 適切な学習ツールやカリキュラムを取り入れる。
2. スキルトレーニング
- ソーシャルスキルトレーニング(SST): 社会的なスキルを練習する場を提供する。
- 感覚統合療法: 感覚の過敏や鈍感に対処する支援を行う。
3. 保護者や教師への支援
- 子どもの特性を理解し、適切に接する方法を学ぶ。
- 支援のプロセスで重要な役割を果たす保護者や教師への教育やアドバイスを行う。
グレーゾーンへの支援が社会にもたらす効果
グレーゾーンの子どもたちへの支援は、個人の成長を助けるだけでなく、学校や社会全体の環境をより包括的なものにします。多様な特性を持つ人々が共存し、それぞれの強みを活かせる社会は、私たち全員にとってより良いものとなります!!
☝️以上が【グレーゾーン】となります!!
それはお父さんとして、見えてなかった【息子の心の叫び】と、お父さんの自分が、息子の気持ちになって、イメージすれば見えてきたこと!!
もしかしたら、仕事の合間に子育てをしていた、お父さんの自分では、息子の叫び「学校行きたくない・・・行くの嫌だ・・・」の声に、なぜ?行きたくないのかの原因を探そうとしていました。学校で何か嫌なことがあったのか?友達?勉強?雰囲気?先生?家から出ること?親と離れること?・・・・全て、お父さんである自分が経験したことない感情の答え合わせをするための質問を、ただしていたのかもしれません!!
息子が学校に行くのを、嫌だと思う気持ちを取り除いてあげたくての質問でもありました。しかし、その質問を辞めて、息子の心の叫び【息子にとっての生きづらさ】に目を向けることにしました。
それは、息子の歩幅に合わせる感覚です。お父さんの進ませたいスピードではなく、息子のスピードで歩くこと!!【息子が進めない】ことは、共感すること!!共感することで、【息子の生きづらさ】が少しずつイメージできる様になってきました!
例えば、今すぐ海外で一人になったら、全てが生きづらくなるって想像しました。言葉がわからないから、気持ちが伝えられないもどかしさ、電化製品が日本語でなく、ブランドも違うから、使うのが不安、病院行くのも、散髪も、ご飯を食べに行くのも・・・不安。もし、この状況を理解した、友人が通訳として助けてくれたら、スムーズに生活できるよう変化すると思います。
何に【生きづらい】のかが自分でも理解し、共感してくれる人が更に理解してくれれば、生き方は変わってくるんじゃないかと気がつきました。共感してくれる児童指導員がいる、【児童発達支援 放課後等デイサービス】の存在はとても大切な場所なんだと、改めて実感しています。
【児童発達支援 放課後等デイサービス スレタンハウス を開所】
息子と歩幅を合わすことで、気づかされたイメージを、更に、同じように悩まれている方の居場所になる様にと【スレタンハウス を開所しよう】と決意しました。子育てにも、支援にも絶対の答えはありませんが、専門家が、たくさんの人と接してきた、経験と日々学んだ知識は財産だと思います。
【スレタンハウス】の児童指導員も、積み重ねてきた経験を、一旦横に置いて、目の前で起こるお子さんの行動、目線、仕草などを観察し、日々新しい発見と、新たな知識と経験を組み合わせて支援させていただいております。
私と同じように悩まれていることを、一緒に共感できれば幸いです!!是非、【スレタンハウス】に遊びに来てください!!
お待ちしております!!
こばやんでした。