お知らせ

元セレッソ大阪コーチと楽しむ親子サッカーボール遊び(4/26開催⚽️)

元セレッソ大阪コーチと楽しむ親子サッカーボール遊び(4/26開催⚽️)

身体を動かす前に心が安心すること

4月26日(土)にサッカーボールを通して感覚統合を促すイベントを開催いたしました。

参加者は親子ペアの4組(お父さん3名・お母さん1名)(3歳〜5歳)が参加してくれました。

最初の30分はスレタンハウス自慢の大型木製遊具と、世界で一つしかないデザインの大型ビー玉遊びの【マーブルラン】で思い切り遊んでもらいました。

スレタンハウスは身体を動かす【動の部屋】と木製の小さな可愛いログハウスがある【静の部屋】に分かれて、遊びたいことに集中していました。

緊張していた表情から、少しずつ安心に変わり始めて、元セレッソコーチの【こばやん】(指導歴20年ずっと こばやん!!と呼ばれています)から「集合」の合図。サッカーボールを一人一個持って集まり、いよいよスタートです。

サッカーボールを使った感覚統合

最初にボールを落とさないように左右両手で挟む!小さい手に両手で挟む事は簡単そうに見えて、力の入れ方・腕の位置・目線の高さなど、脳に多くの情報が必要になります。

次に、ボールを挟んでいる両手一瞬離して、またボールを挟む難しいことにチャレンジ。ボールを落とさないように、更に多くの情報が必要になります。最初のボールを挟む感覚から、ボールを離して、また挟む動作には下半身のバランスが必要になるため、姿勢を正したり、立って行うなど変化が現れました。答えを出さずに、自ら考えて、身体を操ることが、すごく大切だと改めて実感しました。(みんなに教えてもらいました😊)

その後は、親子で両手で投げてのキャッチボール。

お父さんも、お母さんも成功するたびに最高の笑顔でした。親の笑顔が一番、子どもの自信に繋がると確信しました。安心と自信を持ったところで、次はいよいよサッカーです!!

参加者全員で楽しむ!!

 転がらない様にボールの上に足裏を乗せてストップ!!片足で立てるかな?脳から一番遠い足の裏で、ボールの大きさ・形・硬さ・感触を確認する時間はとても大切。全員バランスを保ち立てました!(みんなかっこよかったよ👏)

次は、いよいよお父さん・お母さんの出番です。いきなり10秒チャレンジです。油断していたのか、こばやんの顔を呆気に取られたように見つめるお父さん・・・(笑)  チャレンジの内容は片足ずつボールの上に足裏を乗せて、何回ボールにタッチできるか・・子どもが見ている前で、こばやんに褒めてもらえるのか!!息が上がるほど真剣に取り組んでくれました。一回目が終わると、すぐに子どもが「やりたい〜」ての言葉を、こばやんは飲み込んで、更にお父さん・お母さんに2回目のチャレンジの準備をしてもらい、1回目よりも数字が伸びるようにう促しました。終わった瞬間、息を整える暇もなく、自然とお子さんに数字を発表される姿を見て、本気で取り組んでいただいたと感動しました。この親の本気が子どもの、やりたい好奇心に繋がり、一緒に成長する楽しさがあるんだと思いました!!

さぁ〜やっと待ちに待った自分たちの出番です!こばやんの「よーい」の掛け声の前から準備万端!「スタート」と同時に数を数えるお父さんの大きな声、「がんばれー」のお母さんの声が、子どもの心に届き、すごく盛り上がりました。やっている事は難しい事なのに、【やりたい】【楽しい】に変わる瞬間は、本当にその場所で見れることが幸せです。その場面を作っていただいた、お父さん・お母さんありがとうございます!

ボールによって感覚が変わる面白さ!!

次は、2m離れた場所からお父さん・お母さんにボールを転がしてもらいました。自分の方に転がってくるボールを目で追い、足をあげて(その間、片足で立つバランス・・めっちゃ大変)タイミング良く足を下ろしてボールの上に足を乗せて、ボールが後ろに流れないようにストップ!!脳の指令を聞いて身体を操る動作(この難しい説明の動作を、ボールを使うと楽しく行えるんです)成功すると、もっと速いボールを転がしてもらいました。そしたら、みんなから、「もっと早く転がして〜」の声が聞こえてきました。成功することよりも、挑戦する(難しいことに)ことに楽しさを求める声に、本当に頼もしく、見習うべき姿だと(こばやんも挑戦中)勉強になりました。

次は、こばやんが転がしたボールを止めずにキックしてもらいました。ボールが蹴れているかよりも、ボールを目で追えているのか、軸足をボールのどこに置いているのか、キックした後の身体のバランスはどうなるのかを、一人一人見ました。回数を重ねるごとに変化があり、変化があるとボールの当たる場所や、距離や強さが変わりました。特に変わった事は、風船に変えた時です。柔らかいボールを使用していましたが、(100均で買った、サッカーボール柄のゴムボール)風船に変えた瞬間、蹴った足が、軸足の膝ほどまでしか上がらなかったのに対して、お腹辺りまで足を振る動作に変わりました。動作が大きくなると、バランスや力の入れ具合など、いろんな事にも変化が現れます。感覚とは、面白いもので、風船は柔らかい、軽い、強く蹴っても飛ばない、強く蹴らないと飛ばない、痛くない、怖くない、触ったことあるなど、知識や経験などからも影響があります。だから、沢山いろんな事をすることは良いことだと思います。

イベントを通して

一緒に身体を動かすことで、普段見せなかった(みんないっぱい可能性がある)表現の仕方、また違った目線でお子さんを見れる機会になったと思います。また、一緒に参加した、隣のお友だちがいることで良い刺激となり、言葉だけでない、身体を使った表現でコミュニケーションができたと思います。ご参加いただいた、お父さん・お母さんから、【楽しかったです】の声は主催者として本当に幸せな瞬間です。その嬉しい声は、スレタンハウスの木製で製作した全てのヒノキに吸収されたと思います。子どもたちが、そのヒノキに触れて、【安心できる居場所】を一緒に作っていただいた事に感謝しております!

今回、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

今後のイベントについて

次のサッカーボールを使った感覚統合は5月3日(土祝)です。参加費は無料です。参加対象は2歳〜6歳のお子様と保護者のペアーでのご参加となります。

【心の安心】・【自分の居場所】も感覚にとって、すごく大切な事だと思います。スレタンハウスでは親子で、子どもの笑顔を通して、家族が明るくなるお手伝いができるイベントを開催していきます。

是非、次回のイベントお待ちしております!!

こばやんでした!

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